SPECIAL INTERVIEW

SPECIAL INTERVIEW Vol.3

髪は自分を演出するツール。つけたワックスはしっかり落としてケアしたい

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ヘアケアと「男の色気」について、メンズカルチャーをけん引する3人のファッショニスタに語ってもらう当連載。第3回のゲストは、昨年創刊60周年を迎えたメンズファッション誌「MEN'S CLUB(メンズクラブ)」の戸賀敬城・編集長。自身のブログ「トガブロ」でも絶大な影響力を発揮する戸賀編集長の、「男の色気」に対する考え方、ヘアケアのこだわり、育毛剤との意外な(⁉)関係、そしておすすめのシャンプー「&GINO(アンドジーノ)プレミアムブラックシャンプー」の特徴まで“本音”で語ってもらった。

戸賀敬城

「WWDビューティ」編集部(以下、WWD):「男の色気」とは、どのようなものだと考えていますか?

戸賀敬城・「MEN'S CLUB」編集長(以下、戸賀):
「男の色気」って、前面に出すものではないと思います。自ずとにじみ出るもので、表面にあるものではない。当然、服でどうこうできる類のものでもありません。トレンドには左右されない、その人の出すオーラとでも言ったらいいのか……。取りつくろった表面上の色気は、すぐに見破られます。特に女性には。

WWD:内面的なものが重要、ということですね。

戸賀:内面が一番ですが、最低限の身だしなみも含め、体や美容も大事です。あと、立ち振る舞いもポイントですね。例えば、僕が「男をアゲるシーン」として常に意識しているのが、女性と食事をともにする時です。食べるという行為は色気と程遠い気がしますが、女性をエスコートして「何を食べるか」「どう食べてもらうか」「男と女の凝縮された世界をどう作るか」を考えることは、男を磨くのに一番だと思います。

戸賀敬城がヘアケアで大事にしていることは?

WWD:なるほど。身だしなみに関しては「髪」も関係していますか?

戸賀:女性と会うとき、そしてビジネスの場においても、髪型で「人となり」を判断されます。髪は、自分を演出する重要なツールでもあるんです。だから僕も、普段から髪型には気をつかっていますよ。2週間に1回は必ずカットしてもらっています。サイドを刈り上げているので、本当は10日に1回が理想なのですが、「切るところがない」と言われてしまうので(笑)。

WWD:確かに、いつ見てもキマッていますね。

戸賀:でも、僕が出演しているテレビを見たヘアメイクさんから「(髪の)トップのボリュームが足りなかった」と指摘されることもけっこうあるんです。そうならないように、ワックスをつけて立ち上げて前髪はサイドに流すなど、トップがペタンとして見えないスタイリングを教わって実践しているのですが。

WWD:トップを立ち上げる髪型だと、ワックスはマストアイテムですね。
ワックスを“落とす”アイテムにも気をつかっていますか?

戸賀:もちろんです。ワックスをかなりハードに使うので、洗髪ではそれをきっちり落とさないと気が済まない。だからいつもシャンプーはたっぷり多めに使うので、1本使い切るのは早いです。「プレミアムブラックシャンプー」もあっという間に使い切りました。シャンプーは洗浄力重視。しっかり洗って、仕上げはトリートメントで保湿を、というのがこれまでの僕の洗髪のやり方です。。

プレミアムブラックシャンプー

WWD:「プレミアムブラックシャンプー」は“トリートメントの必要がない”というのが特徴の1つですから、手間が減りましたね。

戸賀:はじめは、その点が不安でした。1本で済むから便利ですが「トリートメントがいらないということは、その分洗浄力が弱いのではないか……」とね。強力なワックスが一発で落とせるかどうか、これが一番重要なポイントですから。

WWD:実際に使ってみてどうでしたか?

戸賀:心配無用でしたね。「プレミアムブラックシャンプー」の洗浄力には本当に満足です。ワックスはしっかり落ちるし、すすぎも早い。しかも洗い上がりの髪はしっとりして、実にバランスが良い。濡らした髪にこのシャンプーをつけると、すぐに泡立ってきます。せっかちな男が「お、これはいいな!」と思うのはこの瞬間ですね。あと、炭化泥を使った墨色のテクスチャーは、目に訴えてくるものがあって、男には結構説得力があると思います。シャンプーしていると、次第にす~っとしてクール感が増してくるのも、男にはたまらない快感で、暑い時期は特に気持ちいいでしょうね。朝のシャンプーには、爽快感や香りを楽しめるものを選びたいですね。

WWD:シャンプーに関して、他にこだわっていることはありますか?

戸賀:シャンプーは朝と晩、1日2回することが多いです。夜は就寝前にワックスをしっかり落とす。朝は出勤前にさっぱりするために軽く洗う。それと、週に何回かは朝一番でジムに行くことがあり、ジムでひと汗かいてから、そこでシャンプーします。ジムにシャンプーやらトリートメントやらボディシャンプーやらを何本も持参するのは大変だし、かといって旅行用キットを買うのはコストパフォーマンスが悪い。ですので、トリートメントいらずのこのシャンプーは重宝します。これまでもツーインワンのシャンプーを使ったことはありますが、どれも洗浄力がいまひとつ弱かったり、いつまでもヌルヌル感が残ったりして不満でした。これからは「プレミアムブラックシャンプー」をジムに積極的に持っていくつもりです。

WWD:1本で済むということは、携帯にも便利ですよね。あと、先ほど「髪のトップがペタンとする」というお話がありましたが、将来の予防のために育毛剤は使っていますか?

戸賀:実は、僕と育毛剤の付き合いは、なんと10代の頃に遡るのです。父方にも母方にも髪の薄い人が多くて、それが遺伝すると知った14歳の僕は「自分はまさに薄毛のサラブレッドだ」と驚愕しました(笑)。そこで母にねだって、人生初の育毛剤を買ってもらったんですよ。予防策を講じて、せめて髪のための環境を整え、遺伝子にあらがおうと。その努力のおかげか、幸い40代後半になってもまだ髪はあります。抜け毛や薄毛は、早めの予防が絶対に効果的だという、まさにモデルですね。

WWD:育毛剤の「プレミアムグローパワー」はどうですか?

戸賀:「プレミアムグローパワー」の気に入った点は、夕方になっても頭皮のニオイが出てこないことです。これまでいろいろな育毛剤を使いましたが、朝つけて15時頃になると、髪をかき上げた時にプンと臭うことがあるんです。オフィスでは気になりますよ。育毛効果に関しては、髪をドライヤーで乾かした後、シンクに落ちる抜け毛の数が減ったような気がします。シャンプーにもニオイ抑制効果があるので、「&GINO」製品のおかげで、薄毛や頭皮のニオイに悩む人の数は、今後確実に減少するでしょうね。

戸賀敬城
TREND LEADER PROFILE
戸賀敬城

1967年、東京生まれ。学生時代から「Begin」(世界文化社)編集部でアルバイト、大学卒業後にそのまま配属となる。94年、「Men's Ex」の創刊スタッフ、2002年に同編集長に。05年、「時計Begin」編集長及び「メルセデスマガジン」編集長を兼任。06年、「UOMO」(集英社)エディトリアル・ディレクターに就任。07年4月から現職(ハースト婦人画報社)

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